目次
chmodコマンド説明
ファイルやディレクトリのアクセス権(パーミッション)を設定できる。
以下のような表示で設定されている。
drwxrwxrwx
d rwx(所有者)rwx(グループ)rwx(その他)
dから後ろが設定になっており所有者、グループ、その他の順で3つの権限がある。
r 読みこみ専用
w 読み込み/書き込み
x 実行権限
設定コマンド
設定する際は以下のコマンドになる。
$ chmod アクセス権限 ファイル名
(例)
$ chmod 777 work/test01.sh
権限の説明
数字の部分で権限が設定でき以下のような使い分けができる。
——————————-
0 —
1 –x
2 -w-
3 -wx
4 r–
5 r-x
6 rw-
7 rwx
——————————-
777だと「drwxrwxrwx」となる。
全ユーザーがファイルやディレクトリを自由に使用できる。
753だと「drwxr-x-wx」となる。
この場合、グループユーザーが書き込みをできず、その他のユーザーが読み込みができないようになる。
オプション説明
オプションは以下の通りのものがある。
・オプション-v ,–verbose
コマンド実行の診断結果を表示する
・オプション-c ,–changes
コマンドの実行結果、変更があった場合のみ、結果を表示する
・オプション-R ,–recursive
複数ファイルに対して設定する場合、ディレクトリ内も設定対象とする
コメント