git checkoutコマンド

git checkoutはGitの現在いるブランチの切り替えを行うコマンドになります。
メイン（一般的にはmasterブランチ）となる場所へ切り替える場合やこれから作業を行うブランチに切り替えをする場合に使用します。

（補足）
ブランチ：
ブランチとは、データの変更履歴の流れを分岐して記録していく為のものです。分岐したブランチにより他のブランチの影響を受けないのと同時に影響も与えません。同じリポジトリ中で複数ファイルの変更を同時に進めていくことができます。
ブランチを扱うことにより、複数のメンバーでの変更作業が可能になります。
他のメンバーの作業の影響を受けないと同時に影響を与えない為にメインのブランチから自分の作業専用のブランチを作成します。
それによって変更などの作業の終わったメンバーは、メインのブランチに自分のブランチの変更を取り込んでいきます。このようにすることで、他のメンバーの変更などの作業による影響を受けることなく、自分の変更などの作業に取り込むことができます。また、変更時の履歴を常に残すことで、問題が発生した場合に原因となる変更箇所の調査や対策を行うことが可能になります。

masterブランチ

リポジトリに最初のコミットを行うと、Gitはmasterという名前のブランチを作成します。
メインとなるブランチになります。他のブランチに切り替えない限りはそのままmasterブランチとなります。

masterブランチへの切り替えは、ブランチ名にマスターブランチ名（例：master）を入力して実行します。