ESXi Ver6.0に外付けHDDマウント方法
1.外付けHDD接続
①外付けHDDをPC本体に接続する。
② fdisk -l コマンドでデバイスが認識されているか確認する。
※ root以外のユーザーの場合はコマンドの前にsudoコマンドをつける。
fdisk・・・パーティションの作成や削除などに使うコマンド。
-l オプションを付けることで指定したデバイスの
パーティションテーブルを一覧表示できる。
書式 fdisk [オプション] デバイス名
2.マウントポイント作成
① mkdir コマンドでマウントポイントとなるディレクトリを作成する。
mkdir・・・ディレクトリを作成するコマンド。
逆にディレクトリを削除するコマンドは rmdir
書式 mkdir [ディレクトリ名] 書式 rmdir [ディレクトリ名]
② lsコマンドで作成できたか確認する。
ls・・・ファイルやディレクトリの情報を表示するコマンド。
オプションを指定しないで使用すると
カレントディレクトリのファイルやフォルダ
を一覧表示してくれる。
書式 ls [オプション] [ファイルやディレクトリ]
3.ファイルシステム作成
mke2fs -jコマンドで /dev/sdb にext3ファイルシステムを作成する。
mke2fs・・・ext2 ext3 ファイルシステムを作成するコマンド
オプションなしでext2ファイルシステムを作成。
-j オプションを付けることでext3ファイルシステムを作成する。
※ファイルシステムの種類については別シート
ファイルシステムの種類と特徴 参照
書式 mke2f [オプション] [デバイス名]
※パーテーションがない場合上記のような警告が表示される。
その場合は y を入力して進める。done が表示されれば完了。
4.マウント
mount コマンドで マウントする。
mount・・・ファイルシステムを指定したマウントポイントと
一時的に結び付けてアクセスできるようにするコマンド。
オプションなしで使用すると現在マウントしている
ファイルシステムを一覧表示する。
※ 手順4.でext3ファイルシステムを作成したので
ここではオプション -t でext3を指定している。
書式 mount [オプション] [マウント元] [マウント先]
5.確認
mount コマンドをオプションなしで入力し、マウント出来ているか確認する。