◆グループ作成方法
グループを作成すれば柔軟なアクセス制御が可能になり、
役職などによってフォルダの権限を分けることがなどが出来ます。
1.管理者権限で実行します。
「groupadd グループ名」のコマンドで
グループを追加します。
グループ画像1
2.グループが作成できているかを「/etc/group」を見て確認します。
一番下に今回追加したグループ名があれば成功です。
グループ画像2
3.グループID(GID)を付けて作成する場合には
オプション「-g」を付けます。
グループ画像3、4
4.ユーザーグループを変更したい場合には
「usermod -g 変更したいグループID グループIDを変更したいユーザー名」で変更できます。
グループ画像5
◆ユーザー作成方法
1.管理者権限で実行します。
「useradd -m ユーザー名」のコマンドで作成。
「-m」はホームディレクトリで作成されるオプションです。
ユーザー名の条件
・使用できるのは
アルファベット、数字、アンダーバー、ハイフンのみ
・数字を先頭にすることは出来ない
・32文字以内
ユーザー画像1
2.ユーザーが作成できているか確認します。
「/etc/passwd」で確認。
※調べたいユーザー名が分かっている場合は
「grep ユーザー名 /etc/passwd」で調べることも出来ます。
ユーザー画像2
minamachi111→ユーザー名
1002→ユーザー番号(UID)
10000→グループ番号(GID)
/bin/bash→ログインした際に起動するシェルの場所
3.作成したユーザーにパスワードを設定します。
「passwd ユーザー名」のコマンドで追加。
※ユーザー名がパスワード内に含まれると
「よくないパスワード:このパスワードには一部何らかの形でユーザー名が含まれています」というエラーが出てしまいます。
「すべての認証トークンが正しく更新できました。」と
出ればパスワード設定完了です。
ユーザー画像3、4